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マウスパッドへの使用感想(その1) [製作品のこと]

ともです

今日は、ともで作ったマウスパッドへの感想と
それに対する、自分なりの応えをまとめてみた
但し、全て懇意の方に差し上げたものばかりだから
ひょっとしたら、評価甘いかもね、、、容赦

>D社S氏(サワラ・11ヶ月使用)

008-03-086.jpg

「やっぱり風合い!いい感じです」
・・・一番こだわっているところだから、あたりまえかな?

「オフィスに置いていると目立つ!」
・・・自然で育った木は、どんな素材にもマッチング
  選り取り見取り、色々な材料で作ってるので
  こだわりあれば、シーンに合わせて使い分けてみて
2枚目は、HPから購入して欲しいなぁ・・・

「ちょっとないですよね、木のマウスパット」
・・・反り・仕上げ・マウス感度等が怖くて市販しにくいかもね
だから使う人も、愛情もって定期的に手入れが必要

「季節によりますが、すべりが悪くなります」
・・・多分湿気の多いときだと思うんだけど
呼吸をしている自然のものなので仕方ないかな?
特にサワラのような軟木は、顕著に出やすいかも
取説見て、気になる時はオイルを少量刷り込むと直るんだけど

「ちょっと分厚いですかね・・・」
・・・サワラは針葉樹軟木なんで、あまり薄く出来ないんです
ただ、ともの作る物は、必要以上に厚めの時もあるかな?
大体、しっかりした質感のあるものが好きだから

「マウスとの接触音がカタカタと大きい」
・・・これは、木で作る以上どうしようもないなぁ
マウス裏の滑走材が柔らかそうなマウスを選んではどうかな?

S氏は毎日、会社のPCの傍らで使ってくれてます
HP開設に当たって、コメント求めた際に
いの一番に、メールで感想をくれました・・・ありがとう

まだHP上で売るなんて事、考えてない時に作ったやつなんで
今作ってるのに比べると、多少、出来悪いけど
大事に使ってくれてるんで感謝してます
可愛がってもらえてうれしいなぁ

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木の小物<特注品>承ります
http://www.kouboutomo.jp/kouboutomo/tokutyu-index.html

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工房とも
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木材の仕上げ-2 [木工のこと]

sagyou016.jpg

ともです

お待たせしました
前回(1月17日)のつづき(2回目)です


確かに適正な番手のペーパーをかければ木肌はぐっと良くなる
但し所詮刃物ではないので、平滑性・通直性を失い
全体的に丸みを帯びた感じになり、必然的に面のきれが悪くなる

特に自分のように、切り面(45度に削った面)が大好きで
必要のない部分にR(アール・丸み)を使用しない場合
ペーパーかけで、必要ない部分に丸みを与えてしまうのは
最も気をつけなくてはいけないと感じてる
ちょっとした事だが、不要な丸みは全体的な質感をぐっと下げてしまう

自分はペーパーかけも、鉋かけと同じと考えて向かっている
少量とは言え、一度ペーパーを上下すれば木は削れてしまう
刃物の鉋を握っているのと同じ感覚で、ペーパーを動かす
これで少しは、ペーパーの鉋に劣る部分を補えると確信している

全ての作品で施行方法は違うが、代表的な自分のオイル下地までの工程をあげると

>材料木取り
>プレーナー
>裁断&細工
>清水ひき
>手鉋かけ(材料によって鉋を使い分け)
>面取り鉋かけ(切り面・丸面)
>どうしても取りきれない逆目等に、部分的に鑿削り or #100ペーパー
>清水ひき
>#180~#240ペーパーかけ(あて板使用・材によって番手選択)
>清水ひき
>オイルフィニッシュ工程へ

10数年の家具屋の経験と、オイルフィニッシュに耐えられる下地の考察の中で
自分なりに確立してきた事なので、成否は判断しかねるが
これで何とか、自分なりの最終仕上げ風合いにもっていくことができるようになった

・・・次回へつづく

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木材の仕上げ-その1 [木工のこと]

ともです

鉋について続けて書いたんで、その関係で仕上げについてちょこっと一言

自分が考えるに、木の仕上げは大きく分けると二つ
もちろんプレーナー(電気鉋)等で粗仕上げしてからの話だけど

・・・建築大工に代表される鉋による仕上げ
桧・松・栂・杉・・・に代表される軟木の仕上げ
柱や鴨居を幅広の鉋で、一気に引ききって、つるっと仕上げ

・・・家具屋に代表されるサンドペーパー(以下ペーパー)による仕上げ
楢・タモ・チーク・ローズ・・・等、堅木の仕上げ
鉋を併用はするものの、最終仕上げはペーパー(#180~#240位)

もちろん自分は家具屋出身だし、使っている材料も堅木が殆どだから
どちらかといえば後者派だけど、つるっとした鉋だけの仕上げも捨てがたい

堅木でも目の通った素性のいい材料なら、手入れした鉋で前者でもいけるかもしれない

ただちょっとでも深い逆目や、目のもめたところがあるとそうはいかない
往々にして堅木は、軟木に比べて小径木が多いせいか目が通っていない
欅の杢目・チークの逆目・マホガニの両逆目・黒檀の硬いところ・・・
なんかは、とてもじゃないが市販の八分勾配(後述)の鉋じゃ刃が立たない
削れはするものの、とてもそのまま木地の仕上げと言うにはほど遠い

kannakuzu-004.jpg

市販の鉋は八分勾配と呼ばれ、刃の仕込み角度が38~39°になっていて
軟木には刃が立ち過ぎで、堅木には寝過ぎている
どちらにでも転用きくように、中途半端な角度に仕込まれているのだ
そこで必要になってくるのが、一寸勾配(45°)以上の
仕込み角度がきつい、刃の立った鉋だ(1枚刃)
刃が立つにつれ、削るというより、薄く削ぎ落とす感じになってくる
逆目は止まりやすくなるものの、仕上げの肌はどんどん悪くなる
そこで毛羽立った木肌を、最終的に綺麗にしてくれるのこそペーパーだ

・・・次回へつづく

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鉋の話 その3 [道具のこと]

ともです

その1と その2で続けて鉋の話したんで
かなり専門的だけど、ついでにもう一つ
見た目は似た物の、平鉋と長台鉋についてちょこっと


kanna4.jpgkanna3.jpg

ご存知の方も多いと思うけど、鉋には色んな種類がある
自分が持っているだけでも
・・・平鉋
・・・長台鉋
・・・台直し鉋
・・・際鉋(きわ)
・・・脇鉋(わき)
・・・隅鉋(すみ)
・・・内丸鉋
・・・反り台鉋
・・・面取り鉋
・・・留め鉋
・・・溝鉋(みぞ)
・・・豆鉋
・・・南京鉋
・・・デコラ鉋
・・・・・・

ざっと思いつくだけでもこんだけある、自分は持っていないが
木工旋盤(ろくろ)に使う鉋なんかも含めれば、この何倍もあるだろう

そんな中で、通常最も使うのが平鉋と言われる一般的なやつ
誰もが「鉋」と言われて想像するあれだ
大工さんといわれる方たちはあまり使わないが
家具屋で次に重宝されるのが「長台鉋」
通常の平鉋と形は同じだが、台の長さが1.5倍くらいに長い

平鉋が、木材の表面を綺麗にするのが主な役割なのに対して
こいつは、材料の通直性を出すのが一番の仕事
その昔、木工機械がない時代は、よく使ったらしいが
プレーナー(電動鉋)と言う、素晴らしい道具がある今
建築現場では、殆ど目にしなくなっているようだ

先日アップした、黒柿のマウスパッドを見てもらいたい
日記にも記したように、黒柿の材巾が少々足りないんで
手持ちのローズウッドを、巾方向に足して接着してる
この2つの材料を接着する際に、その接着性能を高めるため
極めて通直製が要求されるが、この時使っているのが長台鉋

平鉋は、台直しの関係でどうしても削った後、
最初と最後が膨らみ気味になる
ある程度削る材料が直線でなくとも、均一に削れるように
台を調整しているからだ
それに対し長台鉋は、直線が出ていない材料は鉋屑が均一にはでない
逆に言うと、手入れされた長台鉋で均一な鉋屑が出るようであれば
かなりの通直性が出て、2枚の板を気持ちよくピタッと剥ぐことができる

平鉋と長台鉋は、形は一緒だが根本的に役割が違うのだ
台の直し方一つで、こんなにもシステマチックに機能が違う鉋
本当に奥が深すぎて、残された人生で極める事がでるのかなぁ・・・
でも、ものすごく楽しい

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鉋の話 その2 [道具のこと]

ともです

鉋の「か」の字は、何となく分かったとは言え鉋-1参照
いざ独り立ちして、自己責任で使ってみるとこれがとっても難しい

今迄の日記でも何度か書いたように
机上の知識では、全てを理解しているつもりだった
台の直し方・2枚刃の調整・刃研ぎ・・・
堅木の台に鋼(刃)を差し込んだだけの道具なのに
何てシステマチック、何て思ったとおりに言う事を聞かない奴

使ってみて初めて分かったのは
相手や状況によって、鉋は七変化できるって事
いや、変化させないと使い物にならないって事

粗削りの時・仕上げの時、相手が堅木の時・軟木の時
順目(ならいめ)の時・逆目(さかめ)の時・・・

kanna2.jpg

上手に使い分けてやれば、あらゆるシーンで活躍してくれる兵(つわもの)
それだけに上手に使ってやらないと、思うに任せず振り回される
木の肌を良くしてるんだか、悪くしてるんだかわかりゃしない

こればっかりは、知識だけでは何ともならない
試行錯誤の上の経験に頼らざるをえない
それでも懸命に考えて彼らと共存できる努力をすれば何となく活路あり

毎日のように鉋と向き合ったのは、特注家具屋の10年間だけ
ただピン(最高)の仕事をさせてもらってたおかげで
本当に色んな木達、色んなシーンに出会わせてもらった
邪道だし、信じられないかもしれないが
塗料を剥がすのに使った事もある、アルミのエッジを削った事もある・・・
鉋には悪いが、そのおかげで彼らの本当に優れたその実力も
存分に知る事ができた

人生一生勉強って言うけど、真に鉋との付き合いはその際たるもの
台直しをちょっと怠れば、思うような鉋屑が出なくなる
刃研ぎを怠れば、女性のような肌は望めない
2枚刃の調整を誤れば、逆目は止まらず返って深く掘り返してしまう
あ~~~、年が明けた今、来年は五十路を迎えるって言うのに・・・
まだまだ勉強かな???

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鉋の話 その1 [道具のこと]

ともです

自分が始めて、道具として鉋(かんな)を手にしたのは30数年前
母の紹介でアルバイトに行った装飾屋(何でも屋)

その会社では、図面の見方から、経師・塗装・POP取付・・・等々
内装業に付き物の作業は、殆ど一から叩き込まれた
ただ全ての基本は木工で、先輩の職人横目に
早くまともに木をいじらせてもらいたいなぁ、なんて思ってた

そんな中で、自分の木への執着と熱心さを分かってもらえたのか
周りからは、木工職人と同じ目線で見てもらえるようになり
それまでは、周りの職人に借りていた鉋や鑿(のみ)や鋸(のこぎり)も
自分の道具として、持たなくてはいけないような環境になってきた

初めて購入した「鉋」忘れもしない、もちろん今でも使ってる
刃の長さは半分になってしまい、鉋台も薄くなってしまったが
自分の30年に渡る、木達との触れ合いをずっと傍らで見守ってきてくれた

kanna1.jpg

その頃工場には、Yさんという自分の祖父ほどの職人がいた
もと建具屋だけあって、鉋鑿の使い方は群を抜いて上手だった
二十歳を過ぎたばかりの自分を可愛がってくれて
鉋鑿、道具の仕込みや刃研ぎも一から教えてもらった
3年居たこの会社で(木工は1年足らずしかまともにはやっていない)
とりあえず、鉋の「か」の字をかじれたのはYさんのおかげだ
どうしてるだろう・・・元気なら90を出たくらいだろうか
感謝感謝

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新年ご挨拶と黒柿のマウスパッドについて [製作品のこと]

ともです

新年おめでとうございます
生まれたてのブログですが、よろしくお願いします

12/30(日)の暮れのご挨拶
「お気にの1枚-黒柿」を取り上げられたんでちょっと一言

黒柿は、文字通り柿の木のことなんだけど
全ての柿の木がこんな風に黒い縞模様が出るわけじゃない
調べてみると・・・、大体1万本に1本の割合で
育った土中の鉄分などの影響を受けて
本来黄白色の木肌の一部が、変異で黒く染まったものの呼称らしい

ともがこの材料を手に入れたのは25年ほど前
忘れもしない、特注家具屋の工場での作業中
昇降盤(鉄製のテーブルに30cmほどの丸鋸のついた工作機械)で
右手の人差し指先に、10mmほどの怪我をしてしまい
(もう2mm深かったら第一関節切断と医者から言われた
 その晩は指先に心臓が付いているようで、痛みで寝られなかった)
工場長の計らいで、翌日1日だけ休みをもらえたので
この時とばかり、指先に心臓を抱えつつも、左手で乗用車運転して
新木場の製材所に行って分けたもらったものだ

もともと3枚あったけど、一番小さい板は20年程前に小机にして恩人に贈答
2番目が今回使った真ん中の大きさのやつ
250mm×800mm程の大きさがあって、
本当はそのまま使いたかったんだけど
辺材部に割れだの腐れだのあったんで思い切って裁断してマウスパッドに
今回4枚作れたうちの、

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kurogaki4-3.jpg

kurogaki4-2.jpg

最も黒縞の沢山入っているのがこの1枚

kurogaki4-1-thumbnail2.jpg


25年間早く使ってやりたいって、ず~っと思ってた
巾がマウスパッドにしては足りなかったんで、ローズウッド付けてやったんだけど
果たして彼(黒柿の材料)は、こんな形に生まれ変わって満足してくれてるんだろうか?
もう一回り大きい1枚も、しっかり考えて使ってやらないと

貴重な材料を使えばそれなりに責任もあることを肝に銘じて
これからも可愛い「木」達と接していかなくっちゃ・・・改めて痛感

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