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床の間のケヤキ [木工のこと]

前2回の、肥松ウォールナットと一緒に使ったのが
今日紹介する、「床の間のケヤキ」

10年ほど前、自分が木工好きなのを知っている、宅の近所の方から
以前の持ち家の床の間の装飾に使っていた、と言うケヤキをいただいた
10年間、宅の駐車場に居座っていたが
そろそろ使ってやりたいと思い、工房に持ち込み

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さぞかし、床の間に飾ってあった時は立派だったのであろうが
自分がいただいた当初から、結構いたみがひどかった
特にいたみがひどい、末(すえ・木の先端方向)の部分を裁断して
マウスパッドに流用する事に決定
3枚ほど取れる予定で裁断したが
パン木(パンのように柔らかく腐った部分)の部分を除くと
結局、マウスパッドの木取りできたのは2枚分

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それもご覧のとおり、1枚は変形にしか木取れず
もう1枚にいたっては、上下に貫通する大きな虫食い?穴
プレーナー・清水ひきの後、手鉋をかけてみると
老木で、目ももめているせいもあり
木目は、柾目も板目も木口もめちゃくちゃ

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木工に明るい方なら、上の鉋屑をみればお分かりいただけるであろう
柾目と木口が一緒になった、斜め45度の鉋屑
どこをどんな方向で削っているんだかわかりゃしない

とはいいながらも、何百年もかけて育ってきた貴重な材料
ホームページにはアップできそうもないんで
誰かに上げようか、それとも自分で使おうか・・・

できの悪い奴ほど、可愛いって言うもんね

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木の小物<特注品>承ります
http://www.kouboutomo.jp/kouboutomo/tokutyu-index.html

木の小物・木のマウスパッド・木のペン立て・木のペンケース
木の靴ベラと靴ベラ立て・木の裁ち定規・木のフォトフレーム
木のティッシュケースは
工房とも
http://www.kouboutomo.jp/

ウォールナットのマウスパッド [木工のこと]

先日紹介した肥松のマウスパッドと一緒に
ウォールナット(以下ナット)でもマウスパッドを製作中
尊敬する、ジョージ・ナカシマが愛した材料 

肥松同様、こちらも注文家具屋以来の接触
大径木の端っこの部分なんで、目は揉めて美麗だが
辺材も含み、板材のままの使用は避けたい
但し辺材はナットにありがちな、完全な白太ではなく
幸い心材とさして色は違わない材料なので、はねることなく使用

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鉋をかけてみてびっくり!
肥松を削った直後のせいか、あまりに綺麗に調子よく削れ
一瞬、自分の腕を褒めたくなるほどに・・・

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チークと並んで、最もオイルフィニッシュに適した材料だけに
暗紫色のシックな仕上がりが楽しみだなぁ~

一歩でも半歩でも、ジョージ・ナカシマに近付きたい

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肥松のマウスパッド [木工のこと]

16年以上前、注文家具屋を去って以来
久々に本当の肥松に触れたと記憶している

松自体は、仕事で特上垂木を使っていて
その中に、たまに赤身の肥えた部分から
松特有の「脂」は噴出してはいるものの
肥松と呼べるほどの大径木であるはずもなく
端的に「脂つぼ」から噴出しているだけのものである

材料(その1)ウォールナット他の記事で紹介したように 
板材4枚だけだが、肥松をネットで購入した
あくまで端材、反りもあからさまで
板そのままで使えるようなものではなく
今回もマウスパッドにしようと製作中

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老木らしく目も揉めていて、両逆目でやっかい
一番切れる鉋でやっと松らしいもち肌のような風合いに
清水を打って、オイル前のペーパーをかけてびっくり
染み出してくる脂で、数回こするとペーパーは目詰まりして使えない
果たしてマウスパッドとして機能できるのか。。。

今日、1回目のオイル研ぎを済ませた
一昼夜置いて、乾いてみないと何ともいえないが
外観と質感は最高みたい、ん~何とかいけるかな~

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例によって、完成したら一番できの良くなさそうな奴を使ってみよう
ホームページにアップできるといいけど・・・

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マウスパッドへの使用感想(その3) [製作品のこと]

マウスパッドの使用感想の3回目
(前回前々回と同意見は省略してます)

>C社K氏(タモ・6ヶ月使用)

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「パソコンの無機質な雰囲気に木製マウスパットが
温かみのある雰囲気をかもしだしてくれる」
・・・水と森に囲まれた国、日本人は木が大好き
それと、やはり第六感を刺激してるんです
コチョコチョ、ってね

「オイル感がもう少し強いほうが良いのでは」
・・・お使いのタモは目の粗い木目のはっきりした材料
色んな材料で作ったけど、タモはオイルが抜けやすいかも
(この作品は、番手を変えて4回オイル研ぎしてるんだけど)
取説を見て早めに補修が必要

「一部の角や辺に(例えば2つの角や1つの辺)
もう少しまるみをつけたほうがやわらかい雰囲気になるのでは」
・・・機能的に必要な面取り・裁断はするけど
デザインよりも木の持っているものをなるべく残してやりたいと思い
不必要な加工はしないのが彼ら(木)への礼儀
但し、特注でいただければお好みの形にいたしますよ~

前回前々回の二氏よりは、使用期間は短いとは言え
さすが部長級の管理職の方だけあって
目をつけるところがするどいなぁ・・・
売るとなれば、もっともっと厳しい目で査定されるんだろうから
気合入れて、でも自分のスタンス崩さず
しっかり、愛情こめて製作に向かわないとね
心洗われる気持ちに感謝

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伐採木頂戴する(その3) [木たちのこと]

木達の重さで、前部が幾分持ち上がり気味の車体転がして
小1時間ほどかかって、やっと工房に到着
息子と二人、重い身体に再度鞭打って
車から養子にやってきた木達を荷降ろし

さてと、、、工房内に転がして入れようか
な~んて訳にはいかない
ここからが本当の重労働。。。
前にも何度か記したように
わが憩いの場、工房は副都心都会のビルの屋上
最上階までは台車に乗っけて
なんとかエレベーターでいけるが
そこから先は、約30段の非常外階段を手あげ

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やばっ、肥松は重くてとてもじゃないが手あげはできない
そこでやむなく、肥松2本は2つに縦割りする事に

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よっこらよっこら、中途半端で昼飯も取らずに
息子と二人、階段担ぎ上げる事9回
もう身体も、自慢の集中力も使い切った~

朝8時半に宅を出て、全て終わったのが3時過ぎ
何時になく、なが~い一日でした

養子にやってきた可愛い彼らを使えるのは何年後かなぁ?
でもやっぱ、、、全部欲しかったぁぁぁ~

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伐採木頂戴する(その2) [木たちのこと]

・・・前回の続きです

切りたての木は、下手すると水より重いんで
ちょこっとした切り株でも、とても一人じゃ腰が抜けちゃう
春休みで暇してる息子にバイトを申し入れ
快諾してくれたんで、連れ立って先日の木達の下へ

到着して、状況が変わっていない事に胸をなでおろす
本当はワンボックスカーがパンクする位に積み込んで
我が工房に持って帰りたいところだけど
そうもいかないんで、養子に迎える木達を選考

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だめ~、欲しいのはみ~んな大きいし
他の木達の下敷きになってて、とても取り出せない
第一、男二人掛りじゃビクともしそうもない

仕方なく、持ち込んだエンジンチェーンソーで
切り出せるポジションにある木を裁断

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息子と二人で苦闘半日、結局持ち帰れたのは
>肥松 400mm× 600mm・・・2本
>ケヤキ300mm× 700mm・・・3本
>ケヤキ150mm×1200mm・・・2本

二人して、腰は固まり、腕は痙攣気味。。。
ただ、帰りの車中、久々に息子と二人で色んな話ができた
そういえば昨年の大学入試以来
水入らずでは、あんまり話してなかったなぁ~
ひょっとして一番の収穫は、養子の木達ではなく
息子と二人で同じ目標に向かって、同じ汗かいた事かもね

満足満足

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伐採木頂戴する(その1) [木たちのこと]

先月中頃、懇意にしてるプラント建設屋所長より連絡があった
「今やってる現場の近くで、木をたくさん伐採してて
 伐採したての色んな木がいっぱいあるんだけど
 いらないって言うから、 一回見に来てみたら・・・」
状況聞いて、ごとんごとん電車で30分、さらに徒歩15分
なじみの所長と連れ立って、さっそく現地へ

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想像はしてたものの、間近に見てびっくり!
>800mm以上のケヤキの切り株・・・2~3本
>300~400mmのケヤキの丸太 ・・・7~8本
>400mm程の肥松(黒松)  ・・・5~6本
>その他いっぱい

彼らを見てるだけで
・・・800mmのケヤキの枝分かれのところは斜めに切って
   杢のいっぱい出たテーブルがいいかな?
・・・400mmの切り口からあふれ出る肥松のヤニを見て
   その芳香に思わずうっとり
・・・真ん丸い300mmのケヤキは素性がよくて堅そうだから
   挽き物なんかがいいんだろうなぁ
な~んて、頭の中は彼らのことであふれそうになる

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時間と場所と金銭が許すなら、全て引き取って
何年後かに、すぱっと刃物を入れてあげたいところだけど
とてもそんなわけには、全てが許されない
聞けば、放っておけば全てチップやパルプになるとの事
いやいや、もったいなくて、いや木達が可愛そうで狂いそうになる

そのまま彼らの行く末まで見守ってあげたいところだが
いつまでもそこに居るわけにもいかないんで
とりあえず、後日ワンボックスに載るだけ頂戴することで引き上げ

あ~~~、もったいねぇ~~~

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鉋・・・乱菊(その2) [道具のこと]

ともです

自分の送別会の最後の席で
ずっしりとした、この桐箱を皆から受け取った

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中を見ると、なんといつも恨めしげに
道具屋で見てた、あの「乱菊」
確かに冗談半分で仲間に「使ってみたいね~」
何て話はしてたけど、木工屋を離職する自分に何で???

12/07の日誌で記したように
この頃、自分と木達は、親友から
ただの知人に成り下がってしまっていた
今思えば、自分に何時までも木達と共にいて欲しいと思って
皆で相談して、贈ってくれたのかもしれない

離職して丸16年の間、桐箱にそのままの状態で
宅の棚の片隅に眠ったままで居た
今こそ使う時が、いや使える時が来たのかもしれない

HPで「乱菊」を検索してみた
目に飛び込んできたのは、何と「¥112,140-」
と言う、値札!!!

果たして、開封して本当に自分が使っていいものか?
まだ暫く開けられなくなりそう。。。

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